ミニバッグ

農耕民族の苗族(ミャオ族)にとってとても身近なパートナーであり、大切な崇拝の象徴でもある、牛のモチーフ。

リバースアップリケのように亮布を表地の裏から当てています。

SIZE:タテ×ヨコ×マチ=17×16×10㎝ 裏地付き。A5サイズのものも入ります。

WHITE

バッグ素材:合皮 柄部分に亮布を使用

BLACK

バッグ素材:ポリエステル 柄部分に亮布を使用

RED

バッグ素材:合皮 柄部分に亮布を使用

牛にまつわる物語 1

卵から生まれた人間は姜央と言い、子孫繁栄のもとになった。一方で、蝶が産んだ12個の卵のうち孵らなかったものもあり、それは鬼となった。鬼は姜央の子孫の幸せな暮らしを妬み、病気や災いをまき散らした。人々は自己の吉祥と平安を祈願するために、桐の木を切り倒して祭儀用の木鼓を作り、祖先を祀った。しかし祖先はそれを納めてくれない。そこへ水牛が生贄になると申し出た。ただ、綺麗に装い、土産も持っていきたいと願い出た。そこで牛の角に鶏、家鴨を下げ、牛には鞍をつけて彩色旗をさした。のちに苗族が牛を殺して祖先を祀る前に、牛をきれいに装うのもここからきている。

参考 鈴木正宗・金丸良子著『西南中国の少数民族』貴州省苗族民俗誌

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